1960-05-06 第34回国会 衆議院 大蔵委員会税制並びに税の執行に関する小委員会 第2号
あのことを私は非常に矛盾だと考えまして、ある税法の学者方にその話をして、これは鎌倉の村松梢風さんなんかとは話が別で、村松さんも三銭ずつ滞納金をとられているという話をなさっているようですけれども、これは別でして、ほんとうに余儀なく滞納する人たちに滞納利子をつけるということは、ますます納税をむずかしくするのじゃないかということで、一つ問題を提供したのです。
あのことを私は非常に矛盾だと考えまして、ある税法の学者方にその話をして、これは鎌倉の村松梢風さんなんかとは話が別で、村松さんも三銭ずつ滞納金をとられているという話をなさっているようですけれども、これは別でして、ほんとうに余儀なく滞納する人たちに滞納利子をつけるということは、ますます納税をむずかしくするのじゃないかということで、一つ問題を提供したのです。
○神近小委員 還付金を政府がお払いになる利子と、それから滞納利子とのバランスはどの程度ですかと私はお尋ねしたのですが、大ざっぱでけっこうです。
従って附則の通り日歩四銭ですか六銭ですかの滞納利子を取られますということは、一カ月かかって十万や二十万しか収入がない、それで全額を払っても利子にも満たないというような実情にあるのでありまして、これでは全く一面からいいますと、悪くいえば国鉄が私鉄のそういう利子だけしかかせぐことができないということになると、これは全く高利貸し的なものの考えになるのです。
○大倉精一君 滞納利子はどうなっておりますか。
ずつと長い間滞納があることは事実でございまして、何か途中でいろいろなことも聞いてはおりますけれども、その日歩十銭の滞納利子は莫大な金額に上ると考えております。東京鉄道管理局の何だか利子を負けた分だけでも二億円にも上るような話も聞いておりますが、その辺の事情はどうなんですか。
○井手委員 長い間滞納になつておりましたが、日歩十銭といわれた滞納利子も全部解決を見ておりますか。その点と同時に金額も承つておきたいと思います。
今問題になつております市中の金融その他を考えた場合に、十五銭或いは二十銭ぐらいは通例だというので、四銭の滞納利子税を払つて、二十銭のものを借りるよりも四銭を払つておれば、いつまでも滞納できるということになつて参りますと、その納税義務者が悪意にやろうと思えばやれるわけですが、これらに対する制裁をどういうふうにするか、悪意のそういう滞納者に対する制裁はどうするか。
第三点といたしまして、現在貸出し残高がどれだけあるか、これは現在のものと、この問題の閣議了解のあつたと伝えられる三月某日現在、それを合せて、貸出し残高を両様にわたつて明細をお示し願いたいし、さらに滞納利子がどのようになつておるか、この積算も合せてお示しを願いたいのであります。
会社が別にそれを利用したわけですから、その場合税務署にはちやんと滞納利子は納めておるんです。ですからいわば税務署と悪い言葉でいえばぐるになつて滞納しておるわけなんです。それで今まで税務署或いは政府側としてその滞納を認めて來たと思うんです。利子を取つておるくらいだから認めておると思う。